
英語が話せないままワーホリに行った人っているのかな?
そもそも英語ができなくても現地に行けば上達するって本当?
この記事は、こんなお悩みがある人の背中をグイグイ押す内容となっています。
この記事の内容
・英語が話せないのにワーホリに行くのはムダ?
・私のワーホリ、オーストラリア体験談
・英語が話せなかった私でもTOIEC200点アップ
・英語が話せないのにワーホリしたい人が今すぐできる準備は?
この記事を書いた人

じぃみぃ
・ギリホリでオーストラリアに渡航
・英語力ほぼゼロだったが、ワーホリ中にTOIEC200点アップ
・現在は結婚し子育てに奮闘中のママ
このページをご覧になっている方は、ワーキングホリデーに興味がある・行く予定だけど不安がいっぱい!という気持ちなのではないでしょうか?

30歳を目前として、ギリホリしようと決心した私。
当時、私の英会話力はゼロ=ネイティブが話す英語になると、早すぎて何を言っているのか分からない状態でした。
読み書きは中学校レベルくらいありましたが、生のコミュニケーションになると全滅でした。
そんな私でも、帰国時のTOIECは200点アップし、ネイティブが話す英語も日常会話であればわかるくらいの英語力がついたんです。
私の体験談が少しでもみなさんの勇気とワクワクに繋がりますように。
Contents
英語が話せないのにワーホリに行くのはムダ?
私はワーホリ前によく耳にしていたのは、「英語が話せない状態でワーホリに行っても、結局語学が上達しないまま帰国する」という意見です。
英語が話せないワーホリあるある
・必要最低限の生活はできても仕事がゲットできない
・英語が話せないから現地でも日本人と過ごしてしまう
・帰国しても留学経験を活かせない
ネット上には英語が話せないままワーホリに行った人が直面することの例として、こんなネガティブなことも書かれていました。

「NOOO!!」と断言します!

その大きな理由としては、現地で出会うワーホリメーカーの英語力は本当にピンキリ。
上には上がいるように、私よりもさらに下をいく人もたくさんでした。
しかし英語力に関係なく、出会うワーホリメーカーは皆充実した日々を送っているんです。
私が実際にワーキングホリデーを経験しているからこそ言えること。
渡航前は英語が話せなかったという人も、個人差あれど帰国時に英語が上達していない人はいないということ。

英語が話せなかった私のワーホリ体験談(AUS編)
ここからは私のワーキングホリデー(しかもギリホリ)体験談を赤裸々に紹介していきます。
ワーホリを迷っている人はぜひ読んでみて下さいね。
事前準備は何をした?
自分で言うのもなんですが、私は渡航準備を入念にしたほうだと思います。
職場を退職する1年前から本格的に情報収集をスタートして、必要な手続きを時期ごとに行なっていきました。
時系列にしてみるとこんな感じ。
step.1
都市の特徴を知り、渡航先を決める
・オーストラリアのことを学ぶ
・自分に合う都市を選ぶ
・ワーホリの目標を明確にしておく
step.2
ワーキングホリデーに関する手続き
・ワーキングホリデービザ申請
・留学エージェント(無料)申し込み
・語学学校の入学手続き
・海外旅行保険の申し込み
step.3
英会話の勉強
・中学英語のやり直し(文法・単語)
・英会話教室(EAON)
・無料の英会話教室に通う(地域が主催)
・海外ドラマや洋楽を楽しむ
step.4
その他
・荷物を買いそろえる
・歯医者で歯の治療
・転出届や社会保険の手続き
・友人とのご飯会


ワーホリ前の準備で反省したこと
英語が話せない私だったからこそ感じた反省点が2つあるので、シェアしていきますね。
英会話力を鍛えればよかった
英語力の個人差はあれど、渡航前の英語学習は欠かせませんよね。
英語の勉強だけはどんなに前もってしておいても、損をすることはありません。
私の勉強スタイルとして、リスニングやスピーキングを練習するというよりも、机に向かって文法や英単語を書いて覚える時間の方が多かったです。
英語学習のポイントはできるだけ「会話」を意識するということ。
独り言でもシャドーイングにしても、自分の声を出して英語を使っていくということをやっておけば良かったです。


ビザの申請は自分でしないように
私は自力でワーキングホリデービザを申請しました。
ビザの申請自体はインターネットでできるのですが、当然全て英語表記です。
英語力のない私は英単語を調べながらの作業だったので、四苦八苦し時間がかかったのを今でも覚えています。
結果的には無事に発給できたのですが、英語に自信のない方は留学エージェントに依頼するのがおすすめです。

自力で申請して入力ミスがあると発給までに時間がかかってしまったり、ビザが取得できないということも。
後で修正したり再申請をするのは大変な労力を必要とするので、ビザに関しては専門のエージェントの力を借りるほうが無難です。
私のワーホリの目的と1年間の流れ
ワーキングホリデーはとても自由度の高いビザですよね。
旅行してもよし、働いてもよし、そして学校にも行けるので、現地での過ごし方は多種多様です。
私がワーホリで目的としていたこと
私がワーキングホリデーで目的にしていたことは次の5つです。
- オーストラリアの暮らしを楽しむ
- オーストラリア内を旅する
- 多国籍の友達をたくさんつくる
- オーストラリアの福祉を見学する
- 貯金をして帰国する
この中で私が一番やりたかったのは「オーストラリアを旅する」ということ。
オーストラリアは自然であふれていて、観光名所も数えきれません。
前から行きたかった土地に実際に訪れることができ、自分の目で見る景色は感動の連続でした。
福祉現場の見学は、私がその分野で長年働いていたためです。海外の福祉を知り、できるなら少しでも携わってみたいという気持ちがありました。
結果的には施設規則が厳しかったり文化がらみで断念することになりましたが、色々と交渉したり情報を集めたりとできる限り行動できたので後悔はありません。

オーストラリアでの1年間の過ごし方
続いて、1年間という長い期間を私はどうやって過ごしたのか?
こちらもまとめてみました。
語学学校に通う(1〜3ヶ月目)
滞在場所:ケアンズ
・母国語禁止の語学学校で英語づけの日々
・4人部屋の寮生活(多国籍メンバー)
・週末は学校の友人とビーチに散歩、観光、バーベキューをして楽しむ
仕事をする(4〜8ヶ月目)
滞在場所:ゴールドコースト
・仕事の募集が少ない時期。あらゆる仕事の面接を受ける
・合格した仕事先で約4ヶ月働く(多国籍メンバー)
・仕事を通じて、色んな国の友人ができる
・シェアハウスも多国籍。英語を使う機会が増える
・両親がオーストラリアに遊びに来る
旅をして回る(9ヶ月目)
旅行場所:パースからエクスマウス、ウルル
・西オーストラリアを巡るバスツアーに参加(参加者はネイティブばかり)
・友人とウルル旅行
引っ越しする(10ヶ月目)
滞在場所:メルボルン
・友人がメルホルンにいたので、引っ越しして新たに仕事を探す
・メルボルン観光
・全豪オープンを観戦する
引っ越しする(11ヶ月目)
滞在場所:ゴールドコースト
・残りの期間はいちばん好きな場所で生活しようとゴールドコーストに戻る
・以前の仕事場で帰国まで働かせてもらう
・友人が遊びに来てくれる
・時間があればビーチで過ごす
簡単にまとめるとこんな感じです。
まずは現地で仕事をゲットできるよう語学学校で基礎英語を身につけて、卒業した後は仕事や生活で英語をひたすら使っていきました。
私は英語が話せなかったからこそ、語学学校はあえて厳しいルールのある学校を選んでいます。

英語が話せなかった私でもTOIEC200点アップ
実際にワーホリをしてみて、自分の英語力が上がっていると実感していた私。
帰国してからもTOIECを受けてみたのですが、最初の点数と比べると200点以上もアップしました。
TOIEC点数の推移
実際のTOIECの点数はこちらです。
- 学校入学時(1ヶ月目):370点
- 学校卒業後(4ヶ月目):465点
- 帰国後 :590点

参考までに、TOIEC点数における英語力レベルの紹介です。
TOIEC300〜400点
中学英語は一通り理解しているが、高校英語はあいまい。英会話はコミュニケーションとして成り立たず、できても単語レベルでの返答です。
TOIEC400〜500点
新卒に期待するスコアの最低ラインです。英会話力は話している内容を推測しながら理解できるレベルです。
TOIEC500〜600点
少しずつTOIECの点数が就活などで役にたってくるレベルです。英会話に関してはまだ簡単な単語にとどまりますが、日常英語はおおむね理解できるようになっています。
TOIEC600〜700点
TOIEC600点以上になると就職や転職でかなり有利になってきます。英会話でも英語で意思疎通ができるようになります。旅行業界や航空業界で求められる英語力の最低ラインです。
TOIEC700〜
国際部門や海外赴任などの業務も支障なくこなせるレベルです。英会話ではより専門的な用語を用いた幅広い疎通ができるようになります。

なぜそんなに英語力が上がったのか?
なぜこんなに英語力が上がったのか。
それは私が1年間オーストラリアでどう過ごしたか=環境にあると思います。
私が通っていた語学学校は母国語禁止というルールがあり、24時間英語づけの日々でした。
そのような環境のおかげで、入学時はいちばん下のクラスだったものの、一つずつ着実にレベルアップしていき中上級クラスで卒業することができました。
また、卒業してからも職場やシェアハウスは日本人が少ない環境でした。
あらゆる国籍の方々と出会い英語を使っていくことで英会話力がどんどんアップしていきました。
仕事先やシェアハウスは私と同じようにワーキングホリデービザで滞在している人、学生ビザで英語を学びに来ているという人ばかり。
英語が第二言語の人たちとのコミュニケーションだったので、間違うのが当たり前(笑)。だからこそ、英語を話す練習にはもってこいの環境でした。
「ある程度英語が話せるようになったかも!」と意気込んでバスツアーに参加しましたが、ネイティブばかりの環境ではまだまだでした。
話すのが早くて聞き取れなかったり、グループの会話では全くついていけませんでした。
ですが10日間も一緒に旅をすることで少しずつコミュニケーションをとる場面が増えていきました。(周りが私に合わせてくれて、ゆっくりと話してくれたおかげです…嬉)
ここでもネイティブの友達ができ、ワーホリ中に何度かランチしたりビーチに出かけました。
10日間という長い期間を同じメンバーで衣食住を共にできたからこそ。今でもこの旅の思い出は宝物になっています。

英語力が上がったおかげでこんな体験もできた
英語力が上がった私は、帰国してからこのようなことができるように。
- テレビや公共の場で英語アナウンスの内容が分かる
- 英会話を学ぶモチベーションが続く
- ボランティアでタイに1ヶ月滞在
- 日本にワーホリで来ている海外の人達と交流
- 海外どこでも旅行できる、自分で手配ができる
ワーキングホリデーが終わり帰国してからも、英会話を学ぶモチベーションが続き日本に来ている海外の方達と交流をする機会が増えました。
私がワーホリにいく前の英語力ではこのような経験もできていなかったです。
英語がはなせなかった私でもワーホリの1年間で得られるものは大きいものでした。

英語が話せないのにワーホリしたい人が今すぐできる準備は?
先ほども少し触れましたが、英語が話せないけどワーホリに行こうとしている方が今すぐできる準備を紹介します。
やっぱり英会話力に尽きます。
Youtubeには質の高い動画があふれているので便利ですよね。しかも無料というのが最強なのでみなさんすでに学習されていると思います。
しかし私は無料ツールよりもお金を支払って学ぶ「オンライン英会話」をオススメします。
「なんだ、、オンライン英会話か」という声が聞こえてきそうですが、オンライ英会話はワンツーマンでリアル英会話の環境を作ることができる最強のメリットがあるから。
少し出費になりますが、私のように大手英会話スクールに通うよりも英語の上達が早いですし、毎日学習できるプランもありコスパは抜群です。


私は帰国してからオンライン英会話を続けていますが、ワーホリに行く前からやっておけば良かったと何度後悔したことか。
やっぱりコミュニケーションはアウトプットが大切です。
英語が話せない方ほど、講師の方がやさしくフォローしてくれるワンツーマンレッスンは心強いです。
まとめ
英語が話せないのにワーホリ(しかもギリホリ)をした私。当時は不安でいっぱいでしたが帰国するとTOIECの点数が200点もアップしていました。
現地で実際に生活してみて、1年間のワーキングホリデーをどう過ごすかで英語力はもちろん帰国後の生活の幅が広がることを実感した私。
英語が話せないのにワーホリに行きたいと思っている方に私の経験が少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!